【婚活体験談50】うつ病婚約者ならではの不安とワガママ
こんにちは。ゆきこです。
今回は、プロポーズ後に決めなくちゃいけなかったことと、私がワガママを言って、Mさんにしぶしぶ聞いてもらったお話しです。
時系列としては、プロポーズと両親への挨拶の間に話し合ったことになります。
まず、婚約から入籍までに決めておかなくてはいけないことがありました。
入籍の時期
同棲の時期
結婚式を挙げるか
この3つについて、うつ病で会社を辞めたことが原因でワガママを言いました。
私の住んでいる地域は田舎です。
お隣さんとの距離も近く、庭に停めている車の有無で在宅具合も把握できてしまいました。
まあ、休職期間が長かったので、今さら車がよく停まっていたとしても何も思わなかったかもしれませんが・・・
とにかく、仕事を辞めてすぐに実家を離れてしまうと、「私が出て行った」「結婚して出て行った」と町の人にバレて、会社の人にもバレてしまうのが猛烈に嫌で恐かったです。
退職するときに、結婚するから辞めるとは会社に言っていません。
ただ、もし縁談が破談になっていたとしても、仕事は限界だったので、どちらにせよ辞めていたと思います。
また、私をいじめていた先輩にバレることも気持ち悪くて嫌でした。
どうせ一過性の噂話のネタにされることが目に見えています。
こういった理由で、私はMさんとの結婚の時期をしばらく後にさせてもらいたかったのです。
仕事を辞めても実家に住み続けたら、ニート疑惑がもちあがるでしょうが、それは恐くも恥ずかしくもありませんでした。
むしろ、精神病で退職したのだから、家にいても当然だろうと思っていました。
私のワガママを理由とともに伝えると、Mさんは反対しました。
気にしすぎじゃないか
引っ越して離れてしまえば、会社の人を恐がる必要はないよ
優しく正論を話してくれましたが、うつ病で脳が不安に支配されている私は受け入れられませんでした。
何度もお願いした結果、Mさんは承諾してくれました。
入籍の時期はプロポーズから約半年後。
同棲開始は仕事を辞めてから約2か月後。
本来なら、婚約しているのだから、もっと近くに住めばいいのに、何か月も遠距離を引き延ばしてしまいました・・・
ただ、うつ病自体は完治していないので、迷惑をかけて一緒に住むより、もう少し改善してから住むということがメリットでした。
最後は結婚式を挙げるかどうかですが・・・
私は挙げたくありませんでした。
Mさんのご両親への挨拶訪問と同じ頃、私の学生時代の友人が結婚式を挙げました。
大人になってから結婚式に参加するのは初めてだったので、とても楽しみましたし、結婚式っていいなと思いました。
親や友人に見守られながら、全力で祝福してくれる場で、綺麗な雰囲気で憧れのドレスを着ることができる・・・
女の子なら憧れる晴れ舞台です。
じゃあ、なぜ結婚式を挙げたくないの?というと。
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新婦が友人しか呼べない
友人の結婚式でもそうでしたが、会社の人って招待しますよね?
私は退職したし、結婚したことを隠しておきたいので、結婚式に会社の人を呼ぶことができませんでした。
式を挙げるとなると、Mさんは必ず会社の人を呼ぶはずなので、新婦側だけ若い友人たちで埋め尽くされているのもアンバランスです。
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お金がめちゃくちゃかかる
安くても200万くらいしますよね・・・
身内だけの小さな式でもこれくらい費用がかかってしまうし、当日までの打ち合わせも面倒くさすぎると考えていました。
そもそもうつ病の頭で、何度も他人と打ち合わせをすることが負担でした。
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コロナ
まだまだコロナに脅えている時期だったので、万が一私たちの結婚式が原因でコロナ感染者が出たら、田舎に戻った家族や親せきは袋叩きに遭います。
さらに、出席者がコロナの後遺症に苦しんだり命を失うなんてことになったら、主催した私たちがずっと後悔することになります。
こういったデメリットを排除するために、結婚式には乗り気ではありませんでした。
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祖父母の体調が悪くて出席できない
また、かわいい孫の結婚式に参加してほしかった祖父母ですが、体調をわるくしてしまっていたので、遠方の結婚式に参加することが難しかったです。
祖父母が参加できないのだったら、どうしても結婚式をやりたい理由もないかな、と私のモチベーションは高くありませんでした。
これらの4つが結婚式を挙げたくない理由でした。
Mさんもこだわりはなかったので、私の意見を採用してくれました。
結婚式については、他の方法でお祝いをすることができたので、機会があれば後日書きます。
最終的に、MさんもMさんのご両親も、私の両親もみんなに私のワガママを聞いてもらうことになりました。
婚約早々、面倒くさすぎる女で申し訳なかったですが、今もみんなには感謝しています。
どうもありがとう。
また、ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。