【うつ話】抗うつ薬・・・嫌いです
こんにちは。ゆきこです。
今日は精神薬(抗うつ薬)を飲みたくないという話について。
私…抗うつ薬を飲むことが嫌でした。
全然飲みたくなかったです。
理由は、お酒が飲めないからです。
というか、そもそも精神病とアルコールは最悪の組み合わせです。
分かっています。
でも、現実がつらいくて苦しいから、お酒を飲んで気分が気持ちよくなることがやめられませんでした。
お酒を飲まないで頭が普通モードでいると、その日にあった出来事の後悔や、翌日からの恐怖で恐くて恐くてたまらない時間が続きました。
せっかくリラックスするための時間を、温かい自宅で過ごしているのに、頭の中は恐怖でいっぱいです。
そんな恐怖から解放してくれるものがお酒、アルコールでした。
ところが、抗うつ薬を飲むと、アルコールを飲むことができません。
一度抗うつ薬を飲んだ後に、恐怖に負けてお酒を飲みましたが、心臓が壊れるんじゃないかというくらい熱く脈打ち、このまま心不全で死んでしまうかも…という苦しみの中で夜を過ごしました。
朝になると症状は落ち着きましたが、この経験をしてからは一度も抗うつ薬+アルコール摂取は行っていません。
決して同時摂取はやらないでください。
本当に命を落とすかもしれません。
このことは主治医には黙っていたし、なんなら抗うつ薬をサボってお酒を飲むことがあったことも黙っていました。
だめ野郎だと自覚しています。
じゃあ、抗うつ薬を飲んだら、恐怖から脳を解放してくれるのかというと…そんなこともありませんでした。
正直、抗うつ薬が効いた自覚はありません。
変わらず毎日恐い日々を送っていました。
抗うつ薬にも種類があるので、私に処方された種類が合わなかっただけかもしれませんが、うつ病寛かいに最も効果を発揮したことは、抗うつ薬を飲むことより、ストレス源である仕事を辞めて、様々な思い出が残る土地から離れ、他人から愛情をそそいでもらうことでした。
この三つを得ることができたのは、運がよかったと思っています。
なかなか誰にでもできることではないと思うので、うつ病に苦しんでいて、そのチャンスがある人は一つずつでいいのでチャンスを掴んでいってほしいです。
きっと希望があります。
一気に理想を追い求めると、失敗する確率が高いですし、求められるレベルが高くて、心もしんどくなります。
うつがつらかったら、まずは休む。
心のエネルギーが回復してきたら、好きなテレビを見たり、家でできる好きなことをする。
好きなことをやって、体が動くようになってきたら、夜や早朝など人のいない時間に散歩をする。
散歩ができるようになったら、日中も家事をしたり、家の中でできる運動をする。
こうやって、ちょっとずつでいいから、うつから抜け出してください。
その先に、仕事を辞めたり、引っ越しをしたりという選択肢が思い浮かんでくると思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。