うつ病でも結婚したい!・・・し、1年でできた話

うつ病・恋愛経験なし・田舎暮らしだけど、素敵な人生をつかみたかった女の話

【婚活体験談29】うつ病の交際相手ってどう思いますか?

こんばんは。ゆきこです。

 

うつ病を発症している婚約者って、どう思いますか?

 

私なら・・・

 

 

愛していないと、無理だと思う。

 

 

仕事でうつ病を発症し、休職をして寛かいしたので、復職と婚活をはじめました。

婚活がうまくいっていると喜んだのもつかの間、またうつ病が悪化し、仕事を休職することになりました。

 

このときの私の気持ちはネガティブに染まっていました。

 

一人で自立できていない人間が家庭を持つなんて許されない。

 

そもそも、休職している人間が婚活でデートをするなんて許されない。

 

せっかく良い相手ができたのに、すべてが台無しで、白紙撤回されることになる。

 

お相手の家族も、うつ病持ちが婚約相手なんて考えられないに決まっている。

 

婚活ができないから、ずっと独り身。

 

こんなに簡単な仕事でもうつ病を再発するなんて、一生社会になじむことができない。

 

 

社会に出ることができなかったら・・・

 

一生親に養ってもらうしかない。

 

それもできなくなったら・・・

 

私のことを誰も知らない場所に行って、生活保護を受けて暮らすか、消えるしかない。

 

 

うつ病が悪化していることが分かってから、ずっと布団の中でこんな風に考えていました。

 

このままじゃだめだから、何か行動に移さなきゃと頭では考えていますが、実際にできることといえば、

 

泣く

スマホでネガティブ記事を見る

ネガティブ思考をする

 

この3つ。

 

 

ずっとネガティブの海に落ち込んでいましたが、そうしていてもMさんと約束したデートの日は近づいてきます。

 

私一人では、どうすることもできません。

 

延期を頼むこともできないし、うつ病悪化を伝えることもできないし、交際破棄してほしいと言うこともできない。

 

できることは、ただ泣くだけ。

 

 

という訳で、婚活で困ったときは仲人さんに相談です。

ここからが、私が結婚相談所で婚活をして、本当に良かったと感じることがたくさんありました。

 

これまでの婚活は、私だけでも何とかなるって思うことができることばかりでした。

(デート場所や仲が深まるような会話とか)

でも、今回の件については、私一人では、とてもじゃないけれど、これ以上婚活を進めていくことができませんでした。

 

 

まず仲人さんにメッセージで現状報告をしました。

仲人さんも私がうつ病を患っていたことを知っています。

 

メンタルの落ち込みが激しくなり、仕事を休職することになりました。

Mさんとのデートの約束をしていて、行ってはならないという世間の常識があります。

私の体調も優れないので、遠距離デートができません。

Mさんには迷惑をかけることになるので、このことでMさんに嫌われて、交際終了になってしまうことがとても怖いです。

私はどうしたらいいのでしょうか。

 

これを仲人さんに伝えました。

 

 

メッセージを打ち終わった後、ボーっとしながら世の中を怨みました。

 

どうせ、この後フラれることになるんだ。

何でわざわざフラれるお膳立てを自分でしなくちゃいけないんだよ。

 

あーあ、社会の馬鹿。

 

お前らなんて大嫌いだよ。

 

社会のせいで、私は群れでうまくできなくて、自立もできなくて、養ってもらわないと生きていけないじゃないか。

 

社会を作っている人間が大っ嫌いだよ。

 

人間が怖くて仕方ないよ。

 

無理なんだよ。

 

私には無理。

 

たくさんの人間に出会って、話をして、うまくやらなくちゃいけないのが仕事でしょ?

 

そんなことできないよ。

 

人と話さなくちゃいけない仕事をやりたくないよ。

 

とにかく人間に関わりたくない。

 

怖いから。

 

 

でも、「みんなそうやって悩みながら生きている。あなただけじゃない」って言うんでしょ?

 

「みんな嫌だけど仕事をやっている」って言うんでしょ?

 

じゃあ、何でみんなはうつ病にならなくて、私はうつ病になってるの?

 

何で同僚のみんなは楽しそうにちゃんと仕事をすることができていて、私は布団の中で泣いているの?

 

 

何か変だよ。

 

モヤモヤするけど答えが分からなくて、ずっとネガティブに囚われていました。

(今なら答えが分かりますが。)

 

 

仲人さんからの返事は半日ほど経ってからきました。

すごく考えてくれたことが伝わる内容だったので、時間がかかったのだと思います。

 

内容は次回に続きます。

ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。