うつ病でも結婚したい!・・・し、1年でできた話

うつ病・恋愛経験なし・田舎暮らしだけど、素敵な人生をつかみたかった女の話

【うつ話6】うつ病寛かいまでにかかった総額費用 ~結構かかるから病気になんてなっちゃダメだぞ~

こんにちは。ゆきこです。

 

脱うつして、もうちょっとで1年。

通常レベルにまで元気が戻り、無事仕事までできるように回復したので、これまで見たくなかったものを開封しました。

 

うつ病寛かいまで、総額いくらかかったでしょうか。

 

この現実の極みであるお金について、うつ病通院2年の私がかかった総額を計算してみました。

 

別に好きで計算した訳ではなく、3月確定申告の時期なので、医療費控除でお金戻ってこないかなーと思いました。

溜めるだけ溜めていた病院のレシートを計算してみました。

 

結果として、医療費控除に必要な10万円の医療費には届かなかったので、お金が戻って来ることはなく、ただ自分がうつ病にいくらお金をかけたのか、ということを直視する結果になってしまいました。

 

ちなみに、医療費控除については今日初めて勉強しましたが、うつ病に関することでも対象外になる費用がいっぱい出てきたせいで、控除のお金がもらえませんでした。

 

なかなかにイラついたので、もし皆さんが医療費控除を利用しようというときの参考になればと思い、愚痴っておきます。

 

ムカつき1 診断書費用は対象外

 

基本的に医療行為ではないので、対象外だそうです。

 

まじかよー。

1通3000円以上するんだぞー。

 

しかも、医者の方針がこまめに休職を延長するかを判断するというものだったから、休職期間は長いくせに、何回もこまめに診断書を発行されたせいで、診断書だけでもかなりの金がかかってるんだぜ・・・

 

ちくしょう。

 

こんなことなら、一気に半年休職の診断書を出してくれても良かったじゃないか。

毎回診断書を会社に提出するときに、息が止まりそうで、前の日から不安が止まらなくて、泣きながら提出しに行く必要もなかったのに。

 

 

ムカつき2 医師以外のカウンセリング料金も対象外

 

カウンセリングが対象外なのは、予想ついていましたよ。

基本的に保険も適用外だしね。

 

でもさ、病院内にあってさ、うつ病治療目的でも、医療費控除対象外ってまじ?

 

念のため、病院に確認の電話入れたら、やっぱり対象外って言われちゃいました。

 

まじかよー。

 

カウンセリングってめっちゃ高いじゃん。

 

しかも、うつ病治したいなら、カウンセリングって大分重要なポジションを占めてるじゃん。

 

それなのに、お医者さんでカウンセリングしてくれる人って、あんまりいないじゃん。

(患者一人に30分もかけてカウンセリングをしていたら、お金稼ぐことができないから、日本の医療が3分クッキングになっているのは承知していますが。)

 

基本的には、臨床心理士さんとか公認心理士さんとかじゃん。

 

臨床心理士さんなんて、ちゃんと大学院まで行って、国家資格とってカウンセリングしてくれているんだから、医療費控除の対象に入れろよって思います。

 

 

この二つの壁に阻まれて、うつ病を含めた1年間の医療費は10万円を超えているのに、対象外費用が多かったせいで、医療費控除を申請することはできませんでした。

 

ちぇ。

 

 

気を取り直して、じゃあうつ病を治すのに、いくらかかったのということですが。

 

 

2年間のうつ病にかかったお金は145,220円!!!

 

でも、これだけじゃすみませんよ。

 

私はど田舎だったので、良い精神科で診察してもらいたくて、都会のかかりつけ医に行くための交通費は、往復6500円はかかっていました。

 

通院に2年間ということで、1年は月2で通って、もう1年は月1で通ったとすると・・・

 

交通費だけで234,000円!!!!!!!

 

 

まじかよ・・・

 

足すと合計379,220円!!!!!!!

 

これが私のうつ病治療にかかったお金。

 

何だか馬鹿らしいね。

 

約38万円を支払って得たことは、

「自分は社会で働くことができないという思い込み」

「人への恐怖心」

「ろくに丸一日動くことができない体」の3種の神器ですかね。

 

本当、馬鹿らしい。

 

あんなしょーもない会社のために、ガマンしてしがみついて、体も頭も壊れて、金もいっぱい払って、結局得たものはこれですか。

 

今、仕事で苦しんでいる人がこれを読んでくれていたら、私の体験談を読んで、ちょっと考えてみてもいいかもしれません。

 

 

 

今の私だったら、うつ病になる前に仕事で苦しんでいた自分にどう行動するようアドバイスするかな。

 

 

うつ病にかかったお金約38万円は、給料手取り3か月分だとして、病休休職をしていたら数カ月で元がとれるけど・・・

 

後遺症に悩んで動き出せなくて、時間を数年単位で棒に振ることになるから、仕事を辞めて、2~3か月無職生活をエンジョイして、暇な時間に飽きたら、バイトをはじめて小金を稼いで、もっとお金がほしくなったら、正社員を目指して就活したらいいじゃんってアドバイスをすると思います。

 

 

これは、私が女だから、男性よりもプレッシャーなくこういった行動が取れるけど、男性は正社員たれという価値観が強いから、仕事のことで苦しんでいる男性のことを考えると辛いです。

 

「仕事が辛いなら、さっさと辞めて体を治した方がいいよ」なんて簡単に言えません。

 

もちろん、最近は女性もしっかり自立している人たちが多いから、みんな仕事のことで悩んだり苦しんだりしているのだとは思いますが。

 

んー、でも私はやっぱりラッキーでした。

うつ病が2年で治りましたから。

 

ここで悪化してしまって、10年以上もうつ病に苦しんでいるという人もたくさんいます。

 

やっぱりそうなる前に、いくら正社員であっても、仕事を辞めて休んで、あなた自身の人生を取り戻した方がいいんじゃないかなと思います。

 

人生の大半をうつ病とともに過ごすのは、ムカつきませんか?

 

人生を振り返ったときに、自分は20代のとき何をしていたっけ?と思い出してみて、「あ、うつ病で伏せっていたんだった」なんて思い出・・・

 

ムカつきますね。

 

どうか、皆さんが健康で、大切な人といっしょに笑いあえる人生を過ごすことができますよう。

 

ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。