【婚活体験談31】愛に包まれる感覚を初体験
こんにちは。ゆきこです。
今日は婚活話の続きをします。
うつ病再発を無事に交際相手に伝えることができ、お相手からもフラれることはありませんでした。
このとき、私はデートをしたり、Mさんと楽しく話をするのは良くないことだと思っていました。
だって休職していて仕事をしていなくて、同僚に迷惑をかけていて、親の家に寄生して養ってもらっている状態。
そんな人間が人並みに楽しむことは罪だから、楽しんではいけない。
幸せになりたいのなら、まずは仕事のことをきちんとしてからじゃないとダメだと信じていました。
この考えを持っている限り、Mさんとの婚活を進めることはできません。
私は結婚に向けて一歩も進むことができないのです。
病院に行く途中、同行してくれた母に相談しました。
今の私は、Mさんに連絡をする資格も、ましてデートする資格もない。
そういって落ち込む娘に母がかけた一言は、
え?何で連絡したらダメなの?
したらいいじゃん。
え?
いいの?
確かに仕事のこととか、うつ病で体と頭が辛いというのは見ていて分かるけど、そんなことを言っていたら、一生前に進めないよ。
悪いことかもって感じるかもしれないけど、手に届きそうな幸せがあるのなら、チャンスをつかみにいきなさいよ。
そうか。連絡してもいいのか。
単純な私は母の言葉を真に受けて、さっそくMさんに連絡をしました。
ただ、仕事の話題を出すことができないから、こちらから提供できる話題がありませんでした。
うーんと電話口でうなっていたら、Mさんが気を利かせて「Youtube何見てる?」とか「今日は何の料理を食べた?」とか話題を振ってくれました。
そうして30分ほど楽しく話し、その日はお別れをしました。
その後も、2日に1回は電話で30分、電話ができないときはラインを送りながら、お互いの趣味や好きなものについて話し合いました。
こういった会話をした後に感じたことは、Mさんがすごく優しくて、私自身が何だか温かくなってくるということです。
電話を終わった後から、ふわーっと、ポーッと、何か温かいものに体が包まれている感じがしました。
生まれて初めての経験です。
これが世に言う愛に包まれているという感覚なのか?と分析しながら、眠りにつきます。
別に、私が親から愛されていない訳ではありません。
でも、親に抱きしめてもらった記憶は、せいぜい小学校低学年で止まっています。
それどころか、恋愛経験なしの私は、愛をもって異性に抱きしめられたことがありません。
女性同士は友人同士でもギューッと抱きしめ合うこともあるかと思いますが、スキンシップが苦手な私はそういったこともありませんでした。
この日に初めて愛で包み込まれているという感覚を味わいました。
常時これに包まれていたら、いじめられたとしても立ち向かったり、人を怖がらないこともできたかなと眠りに落ちながら考えていました。
ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。