【うつ話8】私がうつ病から回復した方法
こんにちは。ゆきこです。
うつ病完治から約1年。
驚くほどメンタルも安定して、ポジティブにも考えることができるようになったし、つらいことがあってもそこそこハッピーに思うことができるようになった毎日です。
ここまで回復した私が、うつ回復に有効だと思った方法についてお話しします。
うつ病がひどいときは、まったくこんな人間ではありませんでした。
ポジティブに考えることはできませんでした。
今の自分がこんなにストレスフリーに、ふつうの人間程度に物事を考えられることができて、とても幸せです。
どうやってあの灰色の世界からここまで回復したのかを思い返してみました。
1、ストレスがかかる環境から逃げた
私の場合は仕事。
さらにサブ要素として、実家。
仕事を始めた当初から違和感があってストレスがすごくかかっていたので、ここから脱却せずには本当の休息などありえませんでした。
でも、勝手に想像してしまう世間の声は今でもうるさいです。
若くて体も健康なのだから、フルタイムで働くべき
大学を卒業しているのだから、もっと世の中に貢献するべき
他にも色々頭の中が騒がしいです。
2、自分に合わないことをやめた
毎日自分の苦手なことをやっていたのですが・・・
辞めました。
人との調整、お願い事、知らない人との電話・・・
全部苦手なことだったのですが、正職員というポジションのもと、ガマンしてやり続けていました。
苦手なことなので、たとえうまくいってもやっぱり自信はありません。
もっとちゃんとするべきなのに、と何をやっても達成感はなく、むしろ不安と後悔だけが続きました。
そんな苦手なことを送る毎日を放り出して、今は苦手じゃないことを仕事にしています。
細かい書類作業、毎日のルーティン業務、関係部署への報連相。
人前に出たり、出張をしたりといった派手なことは全くなく、毎日が淡々とすぎる地味な仕事です。
でも、私にはこれが合っているようで、相変わらず間違いを犯さないかビクビクはしていますが、以前よりははるかに精神的に良く働くことができています。
3、身内以外に自分を愛してくれる人に出会うことができた
次に、婚活がうまくいったおかげで、血縁者以外に自分のことを大切にしてくれる人に出会うことができました。
いっしょに暮らし始めてからも、私はたくさん失敗をして落ち込みますが、その人は「大丈夫」となぐさめて、相変わらずいっしょにいてくれます。
おかげで自己肯定感が高まってきました。
さらに、「失敗をしても大丈夫」と少しずつ思うようになったおかげで、うつ病手前の抑うつ状態にも陥らないようになってきました。
以上、1→2→3の順番で実行してきました。
おかげで精神的にかなり重荷がなくなったので、今のところメンタル不調知らずに過ごすことができています。
もちろんこの生活にもデメリットはあります。
お金です。
人より労働時間が短いので、もちろん収入も少ないです。
一人暮らしだと、生活保護を受けているのに近い年収です。
派遣で働いている会社では、社員さんのボーナス支給日などに圧倒的劣等感に襲われます。
それでも、まともな精神で生きていくための自分のベストはこの働き方、この生き方なのだと考えて毎日を過ごしています。
正直なところ、うつ病になったときと同じ生活をしながら、まともに年収を得て生きていく方法は私には分かりません。
いろいろ自己啓発本を読んで実践しようとしましたが、ほとんど無理でした。
元気になるためにできたことは、環境を変えて、自分のできないことから逃げること。
この方法で元気になれたし、ポジション的には下がっちゃったけど、無事生きていくこともできています。
でも・・・まともに正社員で働いて、メンタルも安定している・・・という理想の状態にもっていく方法は、私には分かりません。
ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。