【うつ話5】職場でいじめられていました
こんにちは。ゆきこです。
ハッピーバレンタインデーに申し訳ないですが、今日はいじめの話をします。
苦手な方はご遠慮ください。
真剣交際を受けてもらって、プライベートの恋愛面は順調なゆきこでした。
しかし、仕事の方はといえば・・・
先輩にいじめられていました。
メンバー内で私だけあからさまに無視されたり、
物を投げてよこしたり、
挨拶しても迷惑そうな顔をされ、
質問すればキツくあたられ、
常にかわされているメンバー内の和気あいあいとした会話には入れてもらえず、
会話に入ったときは一瞬でしらけられ、
このような対応をされる毎日でした。
「そんなのよくあることだよー」
「気にしなけりゃいいじゃん」
「考えすぎじゃない?」
こうアドバイスしてくれる人もいるかもしれませんが、私が傷ついたという事実は変わらないので置いておきます。
いじめられた私にも原因はあるので、後々書いていきます。
(かといって、いじめたり態度に出すことはよくありません。)
ただ、他のメンバーや上司からは普通に接してもらっていました。
その先輩だけにいじめられていましたが、先輩は勤続年数が長く、メンバー内でも発言力がありカースト上位にいたので、下っ端の私になすすべはありませんでした。
泣いたりはしなかったけど、毎日辛かったです。
先輩は他の同僚や後輩には、頼りがいがあって優しい人柄を見せていました。
本当にたった一人、私にだけキツくあたるのです。
心当たりはありました。
新卒で入った会社でしたが、配属された部署は人手が少なく、当時は頼れる先輩がいませんでした。
けれども、上司や他の係の人が良くしてくれたので、初期から仕事内容に向いていないなというぼんやりとした感覚を感じながらも、うつ病になるまでには3年かかりました。
人間関係が良かったので、ガマンできてしまいました。
とはいえ、私の性質に全く合わない仕事を続けていた代償は大きく、ミスを連発し、最終的にすべてに雁字搦めになって、頭が働かなくなり、病院で「うつ病」の診断を受けました。
すぐ休職になり、1年ほど休養しました。
その後、復職して部署移動になり、残業がなく、メンバー数が多い部署に配属されました。
初めてできた先輩だったので、復職してからも「これまでは一人だったけど、今のチームは頼りになる人がたくさんいるから、何とかなるかもしれない」と前向きでいることができました。
ただ、うつ病復職は厳しく、体力がついてきませんでした。
8時間椅子に座っているだけで、体がもたないのです。
(フルタイムが厳しいのは、今現在でも変わりありません。これがうつ病によるものなのか、身体的なものなのか、HSPによる過敏性によるものなのかは分かりません。)
そのせいで、当日休みや遅刻が増えました。
上司は理解してくれていましたが、先輩からすると「新しく来たばかりなのに休んでばかり。甘えている。その分のしわ寄せが自分にきている。」と思ったのでしょう。
こうして、私は初めてできた直属の先輩からいじめられるようになりました。
直接的な嫌がらせをされた訳ではありません。
ただ、無視をされたり、迷惑な気持ちをあからさまにぶつけられたりしました。
強い人なら、「このバカ先輩がまーた感情をあらわにしてるよ」とか思いながら、自分を大切にするために受け流すことができたのかもしれません。
でも、私はできませんでした。
どちらかというとHSP気質があるため、人からの言葉や感情をじっくり受け取ってしまうタイプです。
ポジティブな感情を受け取った場合は、人より幸せになることができるので良い気質なのですが、ネガティブで攻撃的な感情を向けられた場合は、ひどく傷つきます。
婚活では、
うつ病を告白して、
受け入れてもらえて、
初めて結婚を考えた異性と仲を深めて、
真剣交際にまで進むことができて順風満帆な私でした。
でも、仕事はさっぱりでした。
仕事はできず、
いじめられ、
ますます人付き合いが怖くなって質問ができず、
さらに仕事ができない負のループに陥りました。
Mさんと仮交際を続けているときは、仕事はこんな調子でしたが、「まあ、辛いけど給料もらえるからガマンしよう。」と頑張れていました。
Mさんにも仕事の話は一切していませんでした。
でも、ガマンを続けて、うつ病になったのです。
病み上がりに、もう一度こんなにガマンをすると・・・
どうなるかは予想がつきますよね?
1年経った今も、いじめられている夢を見ます。
ぼーっと家事をしているときとかに、いじめられていた自分と辛い感情を思い出します。
当時、先輩がいじめをした気持ちも理解はできます。
「病休だったとはいえ、休みすぎ。」
「何かオドオドしてるし、性格が合わない。」
「こいつ、嫌い。一緒にいたくない。」
でも、私の体は仕事を頑張ることがもうできませんでした。
今では、
私は悪くなかった。どうしようもできなかったから、先輩がそう思うのも仕方なかった。
と理解しています。
まあ、頭での理解と心の感情とは別々なもので、
先輩のことは大嫌いです。
不幸になればいいのにと思います。
でも、先輩が不幸になったところで、自分の現状が変わることはありません。
月並みの考えですが、「人の不幸を願うより、自分が幸せになることを考えよう」と一年経って思えるようになりました。
経験者だから、偉そうに言える言葉だったんですね。
それに、いじめられて仕事を辞めてから一年。
私は結婚して、地元を離れることができて、たまに仕事をして、人から優しくしてもらって、家族とも仲良く、幸せに暮らせています。
今も餅を食べながら、ブログを書いています。
少し時間はかかりましたが、あのみじめな期間から抜け出すことができました。
逃げるという選択も、なかなか良いものですよ。
逃げた先が幸せなら、困難に立ち向かって、傷ついて消耗するより、ずっと良いことだと思います。
もし、今傷ついている人が読んでくれているのなら、壊れる前に逃げて、未来にある温かい場所を目指してみるのはいかがでしょうか?
ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。