【うつ話4】うつ経験者が社会復帰を試みるも、正社員は無理な話
お久しぶりです。ゆきこです。
今日は、うつ持ちが社会復帰をするお話です。
最近、派遣の仕事をはじめたのですが、帰宅後はぐったりしてしまってブログを書く体力が残っていませんでした。
今日は休日で体力が回復したので、こうやって少しずつ続けていけたらと思います。
うつ病になったときや、寛かい後の無職状態のときは「もうまともに働くことなんてできない。ろくな資格もやる気もない。誰かに養われて生きるしかない・・・すごく惨め・・・」とネガティブ炸裂していました。
実際にはじめてみると・・・
意外にちゃんと働けています。
フルタイムです。
月に18万円ほどいただけています。(手取りではないです)
ボーナスはないので、この仕事だけで食べていくのはちょっときついです。
気になる仕事上の評価ですが、上司の社員さんからも悪くない評価をもらっています。
結論は「うつ歴ありでも、仕事をしてお金は稼げる」でした。
今の仕事は7時間労働で、事務の単純作業です。
私は電話対応がめちゃくちゃ苦手なので、電話対応がない仕事を選んでいます。
(電話をとる可能性がある状況にいると、電話対応への恐怖と不安からものすごく作業効率が落ちる人間です。)
今の仕事で困っていることは、
・長時間書類やパソコンを見つめっぱなしなので、体が硬直して痛い。
・比較的楽な仕事なのに、帰宅するとぐったりしてしまう。特に木・金になると家事もできないほど体力がなくなる。
ということです。
以前の仕事では、酒の力に頼って疲れを吹き飛ばし、実家暮らしということで生活のサポート全般をしてもらっていました。
自立して働いてみて分かったことは、「私には正社員はもう無理だろうな」ということです。
社会に出て人と関わるだけで、ぐったり疲れてしまいます。
夫との生活の家事全般もあります。
(夫の仕事が大変なので、基本的に家事分担はやりたくありません。)
二日間がっつり休んで、やっと元気な状態に回復できるという現状です。
休みの片方に予定が入ると、もうきつくなります。
これでも一応働くことはできるので、お給金も少しではありますが、少しでも生活の足しになればと続けていけたらいいなと思います。
あ、ただ今はフルタイム出勤ですが、帰宅後の疲労がすごくて家事がおろそかになっているので、今後はもう少し短時間の仕事にしようと思います。
「うつ病経験者だから正社員で働けない」のではありませんでした。
「人と関わるとすぐ疲れてしまうので、社会に出ると疲れが溜まりすぎてうつになってしまう。だから人と関わる頻度を減らし、必要以上のプレッシャーを避ける」ことが本当だったみたいです。
人といると疲れてしまうというのは生まれついてのもののようなので、変えることはできないと思っています。
だって家族といてもぐったりしてしまうんですから。
結婚して恵まれた環境にいるからそんな甘いことが言えるんだ、という意見は承知の上ですが、こうやって生きていくことが自分にできることなんだとも思います。
私は社会に出てバリバリ働くことのできる強い女性ではありませんでした。
それができる女性が羨ましいですし、正社員で働けない私と結婚した夫さんに申し訳なさも感じています。
ただ、こんな私でも、夫さんは「こんなに良いところがある。結婚して良かった。」と言ってくれます。
この人のためにもっと頑張りたいなと思う瞬間です。
ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。
これからの社会生活についても、ちらほら書いていけたらと思います。